LOUDNESS 258
金曜の夜。薄暗い歩道を歩く。車のヘッドライトが煌めいている中、螺旋階段に辿り着く。そして、ほとんど、人と出会うことのない螺旋階段を、一人、昇っていった。
この階段を昇る時、いつも若干の躊躇を感じる。階段を昇らずに左手に曲がると、牛丼屋に入ることになる。ごく普通に可愛い女性店員の居る牛丼屋だ。
そんな躊躇を振り切り螺旋階段を昇っていくと、上からは大音量で音楽が流れている。
「GLAMmodel」に初めてきたのは2年位前だろうか。
通りから見える[2つ星]に、かなり興味はあったものの、あまりにも入りづらい階段に、素通りするしかなかった。細い螺旋階段が、なんとなく淫靡な雰囲気を醸し出している。これが2階ではなく地下だったら、それこそ昔の[新宿ロフト]だろう。「TAMIYA NEWS July2006 Vol.446」で、この店がプラモデル屋だと知り、ようやく入ってみたのが初めてだった。あれから、2年程の間、この店に入ったのは、ほんの数えるほどではあるけれど、他の客に出会ったのは、1回しかない。
今夜も、店内には誰も見当たらなかった。
そんな店内には、相変わらず音楽だけが鳴り響いている。ただ、いつもと違うのは、グラム・ロックではないというところだった。なんとなく聞き覚えのある曲がかかっている。絞りだすようなヴォーカルに絡みつく粘着質のギター。
なんだったか思い出そうとしながら、今夜のお目当てを探す。「ドイツ野戦指揮官セット」が見つからない。最近は、新製品でも、なかなか入荷しないようだ。たしかに、入荷したとしても、そう売れるものではないだろう。そういえば、2年前「ドイツ・テントセット」がなかなか見つからず、「人形改造コンテスト」に向けた制作が、かなり遅れたのを思い出す。今年もまた、制作開始が遅れるのだろうか。
VOW WOWだ。
そう、かかっている曲は、VOW WOWだった。
あの、特徴的なヴォーカルとギターを忘れるとは。
しかし、まさか街中でVOW WOWを聞けるとは思わなかった。懐かしさで嬉しくなる。
その時、「アメリカ現用歩兵デザートソルジャーセット」が目に入った。箱を手に取ってみると、今回欲しかった指をさすポーズの人形がある。他のフィギュアも使えそうなポーズだ。早速、購入しつつ、背中で「Beat Of Metal Motion」を聞く。もう少し聞いていたいと思いつつ店を出た。
狭い階段が、来た時とは別の、活き活きとした雰囲気に感じられる。
さあ、今年も[人改]だ!!
しかし、もう少しプラモデルが売れる時代になって欲しい。
いろいろコラボして、盛り上げてくださいませ。
「あずさのマイペース日記」
LOUDNESS ニューアルバム
「THE EVERLASTING~魂宗久遠」
もお忘れなく。
<おまけ>
携帯小説[海の男 ~夢の未来図~]
文字だらけの携帯小説、[海男]。さあ、プラモデル!!公開中
■■ 打倒!女子十二楽坊
今、ふたたび・・・ビルボードにその名を刻め ■■
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