LOUDNESS 241
<余談>
ケータイ小説も一時のブームが去り、2008年は話題作がなかったそうです。
作品数の激増で読者が分散したため大ヒットが生まれないという見方もあるけれど、やっぱり、ターゲットが飽きやすい読者層なのと、実際問題、それなりに面白い作品が無いということに尽きるんじゃないでしょうか。
「おバカキャラ」の時代が終焉を迎えれば、同時に、内容があまりに浅薄すぎるものは、自然と淘汰されていくことでしょう。ただ一方で、もし、2009年が「お利口キャラ」の時代に急激に移行するとすれば、その反動で、「おバカ」が生き残る可能性はあるでしょう。
「本物志向」を標榜したUWFが大ブレークすれば、その反動で、「邪道」を旗標に掲げたFMWが支持されるようなものですね。片方の体制が増大すれば、それに伴って反体制も根強くなるというものです。
とは言っても、若い人にとって、文章を書く機会っていうのは、大切なことだと思います。たとえどんなに軽薄な内容であっても、文章ってものは、書いてみて初めてわかる難しさがあるものなんで。
ケータイ小説っていうものも、書いてみればわかるけど、それなりに文脈とか考えないと、書けないものです。全部が全部、会話調で書ききってしまったら、意味無いとは思いますが。
ちなみに、「Deep Love アユの物語」(yoshi氏)は結構好きでした。
全く評価されない向きもあるけれど、だったら「蛇にピアス」(金原ひとみ氏)はどうなんだろうっていう気もしたりして。
大昔、「地には平和を」(小松左京氏)が評価されなかったのと、同じ潮流と言ったら、小松氏に失礼でしょうか。
ただ、個人的には、「ケータイ小説」と言っても、最終的には”紙”媒体で読んで欲しいと思います。やっぱり、液晶画面では、いくら文章を読んでも脳が成長しない気がするんです。
全く根拠はないけれど。
前出の「Deep Love アユの物語」も、出版物になってから読んだんで、それなりに良かったけれど、画面で読んだら、途中で放り出していたんじゃないでしょうか?
出版不況は、ますます深刻の度合を深める昨今、”紙”媒体の重要性を脳科学の面から論じて欲しいものです。勝間和代氏も、ネットの情報が全てではないと、多くの著作で訴えてくれていますが、もっともっと、子供に本を読ませる重要性をアピールしてもらいたいものです。
やっぱり、”紙”なんですよ。
脳に直接響くのは、”紙”。
まさに、「紙か髪か」(小松左京氏)
”食育”というものの重要性が説かれて久しいけれど、
次は、”読育”です。
子供に本を読ませなければ、国は滅びます。
話変わって、ケータイ小説で多用される会話調の文章って、どうも重みが無いように思っていたのですが、最近、「雪国」(川端康成氏)を読んでみたら、メッチャ、会話だらけだったんですね。「へ~。そうなのか~。」と思い直したしだいです。
もちろん、ケータイ小説みたいに、会話のみで成り立つ小説なんて、ノーマル小説ではありえないけど。
しかし、ここのところ読んでないです。小説。
最近、三島由紀夫氏の大昔の作品を引っ張り出して、少し読んでますが、新刊本って、全然読んでないっす。せめて、村上春樹氏くらいは、読んどかんといかんのではないかと思う今日この頃です。
最近の、と言えば、川上未映子氏の新作が、間もなく...あるいは、近いうち...それとも、ちょっと先...はたまた、かなり先...には出版されるみたいですが、結構、期待してたりします。「乳と卵」は、数少ない、最近読んだ、”最近の本”なので。
でも、基本的に好きな作家と言えば、三島由紀夫氏か、小松左京氏なんですね。
音楽でも、今だに、大昔のThin Lizzyや、KISSが好きだったりするるわけだから、同じです。若い頃に出会ったものってのは、何歳になっても引きずるものです。
音楽で、「最近」といえば、唯一、ARCH ENEMYでしょうか。
聴いてしまえば、結構、気にいるバンドもあるんでしょうけどね。
要は、新規開拓する気持ちが萎えるってことでしょうね。
歳とると。
<余談 その2>
というわけで、書いてます。ケータイ小説。
ケータイ小説が、中・高生の遊びというのは今や昔。
これからのケータイ小説は、熟年層の趣味なのです。
[海の男 ~夢の未来図~]
仕事に馴染めず南の島に逃げ出した若者が、幾多の挫折の末に成長していくという、ありふれた内容ですが、唯一、コバルトブルーの海が救いです。ちょこっと「潮騒」(三島由紀夫氏)を意識しているかというと、そんなことはまったくありません。
[デブも痩せれば並一丁]
軽い気持ちで書いた、かる~い内容の小説です。ただ、主人公の女の子はとっても重たいです。最後は、69.9Kgまで、ダイエットしますが。本当は、53Kgくらいまで落とす予定でしたが、月1Kgづつ落としていったら、最終回でも、まだ69.9Kgになっちゃいましたとさ。最初の設定を90Kgにしたのがミスでした。
[赤羽のアリス]
赤羽駅から不思議の国に転落したアリス。その後、ホームレスとして生活するという、社会派ファンタジー。「エスパイ」(小松左京氏)の影響を受けた部分もあったりするのでした。
<本題>
さあ、ケータイ捨てて、
本屋へ行こう!!
<きょうのBGM>
「宇宙船地球号」 LAZY
聴けば聴くほど、よいアルバムです。「DREAMER」~「DREAMY EXPRESS TRIP」のカッコよさったら、まさに、N.W.O.B.H.M.と対等に渡り合えるものだと再認識させられました。
「PYROMANIA」(DEF LEPPARD)にだって、負けちゃいない。
と、思ったりもするのですが。
■■ 打倒!女子十二楽坊
今、ふたたび・・・ビルボードにその名を刻め ■■
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